アメリカはシンシナティーにあるジュニアハイスクールで出会ったFat JonとSonic Brownは、音楽とHip Hopの様々な可能性について意気投合。その後、瞬く間に深い友人となった。彼らは同じ先生のもとで楽器の演奏方法を習い、サンプリングだけではない、音楽に対する幅広いアプローチを取得。お互いを切磋琢磨し合った。彼らはHip Hopに愛する愛情を具現化するためにそれぞれ彼ら自身でHip Hopグループを結成。その後、その精神をより高みへと持っていくために二人は手を取り、一緒にFive Deezを作った。
Sonic BrownはFive Deezへ数えきれないほどのトラックを作っており、Five Deezデビューアルバム"KoolMotor"へは"Omni"を、セカンドアルバム"Kinkynasti"へは"The Rain"を、またFat Jonのソロ・プロジェクト「Maurice Galactica」のファーストアルバム"Humanoid Erotica"へも"Soiree"を提供、リスナーの耳を席巻した。
またFat Jonも、自身の出発点とも言うべきソロインストアルバム"Wave Motion"から、昨年リリースした"Repaint Tomorrow"まで、精力的に活動を続けている。
そんな二人が長い年月をかけて、Five Deezという大きな傘のもとお互いの良さを活かしつつ、Five Deezでは決して表現することが出来ない音楽をやろうと考え、編み出した出したのが、この「Beautiful Killing Machine」なのである。